- 2009-11-12 (木) 23:30
- サッポロッカショからのお知らせ
2009年 11月10日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫様
経済産業大臣 直嶋正行様
環境大臣 小沢鋭仁様
山口県知事 二井関成様
山口県上関町町長 柏原重海様
中国電力株式会社 代表取締役社長 山下隆様
山口県上関原発建設計画地の一方的な埋め立て工事着手に伴う現場海上での危険かつ強引な作業に強く抗議いたします
「上関原発の問題を知る」全国有志の会
サッポロッカショ
虹のカヤック隊応援団@北海道
虹のカヤック隊応援団@和歌山
私たちは、山口県上関町の上関原発計画地埋め立てに関して、中国電力が説明を求める地元住民を全く無視した形で一方的に工事を着手し、現場海上で危険な作業を強行している事に強い憤りを感じています。
11月8日には中国電力による工事の強行により、埋め立て着工に抗議するシーカヤッカーが1人負傷し、救急車で搬送される事態が起こりました。
彼らの抗議行動は現場に駆け付けられない私たちの意志を代表するものであり、中国電力のこのような非人道的で不当な暴力を認めることはできません。
原発問題に限らず、一般市民との十分な論議の場も設けず一方的に力ずくで押し進めていくやり方が、今日の日本社会のあらゆる矛盾を生み出してきたと言っても過言ではありません。それを軌道修正し、問題点を洗い直し、対話と協調を重んじる中から持続可能な社会に育て直したいと願う民意を背負って新政権は誕生したはずです。
それにも関わらず現在、上関町で起きている事実は、鳩山政権がかかげる「友愛」の精神からなんとかけ離れた悲しい有様でしょうか。
私たちは、上関原発計画地の対岸わずか4km先にある祝島の住民9割が30年近く反対の意志を表明していることや祝島の漁師が10億円以上におよぶ補償金を受け取らず、豊かな自然と共に経済的自立と地域活性化を目指して取り組んできたことを知っています。
また、埋め立て予定地の田ノ浦周辺は豊かな漁場であると同時に、スナメリクジラや天然記念物のカンムリウミスズメの生息が確認されるなど、世界的にも希少な動植物の宝庫です。独自の生態系を育む海を埋め立てることが取り返しの付かない環境破壊を招くというのは衆知の事実で、環境アセスメントは何のために為されたのでしょうか。
これら、解決できていないたくさんの問題や対話の数々を置き去りにし、10月2日に祝島島民の会が通産省へ提出した署名61万筆の民意を全く無視して埋め立て工事を力ずくで着工する中国電力の強引なやり方、そしてそれを黙認している行政側の姿勢に対して、私たちは強く抗議を表明すると共に作業の即刻中止を求めます。
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